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ポスティング費用の真実:あなたの広告効果を最大化する方法

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ポスティング費用の真実:あなたの広告効果を最大化する方法

新商品やセールの案内、あるいは開店告知など、地域密着型のプロモーションに強い「ポスティング」。

しかし、いざポスティング業者を探してみると、同じエリアへの配布でも費用にかなりの差があることに気がつくと思います。この費用感の違いに驚いたことがある方も少なくないのではないでしょうか。

「なぜこんなに料金が違うの?」
「安い方がお得そうだけど、高いほうが安心なのかな?」

価格だけ見ると、こんな疑問が湧いてくると思うのですが、実は「価格の安さ」には“理由”があり、また「価格の高さ」には“価値”があるのです。

本記事では、ポスティング費用の仕組みや業者ごとの違いを詳しくご説明いたします。皆様の広告効果を最大限に引き出すためのヒントが、きっと見つかるはずです。


ポスティング費用が業者によって異なる理由は

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広告費や宣伝費は必要経費ではあるものの、それがすぐに利益に直結するわけではないので「高い」と感じてしまうこともあるでしょう。

お金は有限だからこそ、適切に使っていきたいですよね。そう考えたときに気になってくるのが“業者ごとに提示するポスティングの費用感の違い”について。

さて、この差はどこから生じるものなのでしょうか。実は“ポスティング費用”とは、単に「チラシを配るコスト」という意味合いだけではありません。そこに付随する各種サービスの内容によって費用が異なってくるのです。

料金を左右する主な要素には、たとえば以下のようなものがあります。
・配布方法(単配か併配か)
・配布期間(スケジュールの自由度)
・エリア選定の柔軟性
・配布スタッフの管理体制(自社スタッフか外注か)

上記のような要素が絡み合い、サービスの質とコストのバランスに大きく関連してきます。

安い業者と高い業者、それぞれの特徴とは

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では、続いて「安い業者」と「高い業者」の特徴についてご説明します。「どの業者も必ずこの特徴に当てはまる」ということではありませんが、傾向としては下記にご説明するような内容が含まれることが多くなっていますので、費用感を探る上での参考にしていただければと思います。

価格の“安い高い”はいずれも、前項でご説明させていただいた配布方法(単配か併配か)、配布期間(スケジュールの自由度)、エリア選定の柔軟性、配布スタッフの管理体制(自社スタッフか外注か)の4つの要素が関わっています。

安い業者の特徴は?

価格が安い業者は、コスト重視の効率的な仕組みを築いているところが多くなっています。

まず、配布方法は他社のチラシと一緒に配る併配であることが基本です。他社のチラシと同時に配布されるため、1枚あたりのコストを抑えることが可能になります。
配布期間は業者都合のタイミングでの配布期間となることが多く、自由度については限定的になりがちです。納品日についても同様で、あまり柔軟性はみられません。配布のスケジュールを確保するため「この日までに納品してください」と指定されることもあり、希望日に合わせにくい点には注意が必要です。
また、配布エリアもあらかじめ決まっているケースが多いです。自分で細かくエリア指定をすることはできませんが、エリア単位でパッケージ化されているため比較的低価格でのサービス提供が可能になります。このように、価格が安い業者はある程度決まった型の中でポスティングが行われる傾向があります。

高い業者の特徴は?

価格が高い業者は、柔軟な対応力と戦略性のある仕組みを築いているところが多くなっています。

まず、配布方法は単独配布であることが多いです。自社のチラシだけを配るため、目立ちやすくターゲットの目に留まりやすいというメリットがあります。他社のチラシに紛れてしまう可能性が低いので、反響が得られやすいのが特徴です。
配布期間においても、スケジュールの自由度が高いケースが多くみられます。配布の開始日と終了日はもちろん、納期に関しても柔軟に対応してもらえるため、貴社が予定しているプロモーション計画に合わせやすくなっています。
そして、エリア指定の自由度も高くなっているケースが多いといえます。「この町の南側だけに配布したい」「川を挟んだ向こう側だけに配布したい」など、細かいエリア指定が可能なので、効果の薄いエリアは的確に排除し、狙いたいターゲットだけにしっかりと情報を届けることができます。

つまり、貴社の広告効果を最大化するために必要なのは、単なる価格面(費用感)だけに注目するのではなく、状況に応じた選び方を行うことなのです。

さて、ここまで読んでくださった皆様に向けて、「ちょっと気になる裏話」をひとつお伝えさせてください。
実は、「高い業者ならば必ずしも安心か」というと、決してそういうことではないのです。もちろん、価格が高い業者はポスティングスタッフを自社で抱えていたり、GPSで配布管理しているなど、スタッフの管理体制がしっかりしている業者も多く、信頼性が高い傾向があるといえます。しかし、価格が高い理由が必ずしもサービスの質に直結しているとは言い切れません。たとえば自社でポスティングスタッフを持たず、下請け業者に再委託している場合などは、中間マージンが発生して料金自体は高くなるものの、それが配布の品質に直結するかどうかというのはまた別の問題となってくるからです。

だからこそ業者を選定する際には、貴社の狙い通りのプロモーションとなりそうかどうか、そして業者の運営体制や実績についても合わせてチェックすることが大切になってきます。ぜひ、費用面だけでない部分の要素にも着目してみてください。

業者を選び分けるときのコツや意識したいポイントについて

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業者の特徴について把握した今、次に出てくるのは「安い業者と高い業者の特徴は分かったけれど、結局どの業者を選べば良いの?」という疑問だと思います。

業者を選定する際には、「ポスティングの目的」と「チラシの重要度」によって選び分けるのがおすすめです。
ポスティングを行いたいケースごとに分けて、一例を挙げておきます。

・開店告知やイベントの情報告知
開店告知やイベントの情報告知の場合、期日の厳守はもちろん、チラシを目立たせることが重要になってきます。このように配布時期や反響率が特に重要なプロモーションを行いたい場合は、単配と配布の日時指定が可能な“コスト高めの業者”を選ぶと良いでしょう。

・定期キャンペーンや各種お知らせ
定期的なキャンペーンを行いたい場合、そこまで細かいターゲット選定は必要ないケースもあるでしょう。この場合は費用対効果を重視したいので、併配やスケジュールがある程度固定されていても大きな問題はないと思われます。そのため、“コスト安めの業者”への依頼が良いでしょう。

・新規出店でのエリア調査を兼ねた配布
新規出店でのエリア調査を兼ねたチラシ配布を希望する場合、特定のターゲットに届きやすいことが重要になります。ですので、このケースで選ぶべき業者タイプは“柔軟なエリア指定が可能な業者”がベターでしょう。

「費用」は業者選定に関する要素のひとつと考えて

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業者選定というと、つい費用面に目を向けがちですが、コストというのはあくまでも業者を選定するための要素のひとつでしかないのです。
とはいえ、コストも大切な選定要素であることに変わりはないので、悩む場合は複数の業者に見積もりを取って、比較検討してみるのもひとつの手です。

ポスティングは単なるチラシ配布ではなく、貴社の広告戦略のひとつです。だからこそ、安さだけを重視するのではなく、自社のプロモーションに最適な業者を選ぶとう視点を忘れないようにしなければなりません。譲れない要素を満たしているか確認した上で、実績や事業継続年数、問い合わせの際の対応の丁寧さなども考慮していくと、満足度の高いプロモーションとなるはずです。

改めて申し上げますが、「費用(価格)」には理由があり、「安い」「高い」にはそれぞれメリットと注意点が存在します。その上で、大切な広告を本当に届けたい相手に届けるために、本記事が業者選びの参考となれば幸いです。

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